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2011年4月 4日 (月)

3つの軸で分類する8つの評価法を提案する

私は以前「正直に気持ちを伝える会話術」の記事の中で、インディアンは、うそをつかないのではなくて、その言語体系のためにうそがつきにくいのではないかということを述べました。

今日はそのこととも少し関連する記事を書きたいと思います。この記事で私が言いたかったのは、コミュニケーションにおける、正直さや誠実さというものが、ひとつの規範として(つまり常識的なマナー、ルールとして)取り入れられていいのではないかということです。前回の記事では、ことばの使用法という面から、うそや知らず知らずに取り込んでしまう先入観を避けるコツについて書いています。

今日は、もう少し範囲を絞り込んで誠実で正直なコミュニケーションを実現する方法を提案したいと思います。それが、三つの軸に基づく8つの評価法です。人を評価するときの方法を修正することでよりよいコミュニケーションを図ろうという目的です。3つの軸とは、①上下②自分に向けてのものか、他人に向けてのものか③事実かそうでないかという三つです。

まず結論を言ってしまいますと、まず①②で評価を4分割して、そのまま記述しているものが事実である場合。その横ににカッコつきで書いてあるのが、事実でない場合です。他人上、、、ほめる(おだてる)、他人下、、、批判する、軽蔑する(けなす)、自分上、、、誇る威張る、驕る)、自分下、、、反省する、(卑下する、謙遜する

※批判する、反省するは少しニュアンスが違うような気もします。何か他にぴったり来るものがあれば教えてください。とりあえずこれで行きます。

上下というのは、評価であれば当たり前で特に目新しくないと思います。私が強調したいのは、②③の軸についてです。

まず③についてですが、この事実であるかどうかというのをもっと意識して評価を行うようにするといいのではないかと思います。一見事実に基づく批判のように見えることでも、これは事実に基づいた評価だろうかと慎重に再考する習慣を持って欲しいと思います。そうすれば、例えば批判するにしても、それは行き過ぎではないか、程度という意味では事実ではなくなるのではないかなど反省するきっかけになるのではないでしょうか。

次に②の自分に対してか他人に対してかという軸ですが、なぜこのような軸を持ってきたのかです。評価といったとき自分に向けての評価というのはあまり考え付かないのではないかと思います。少なくとも表現としてはあまり出てこないというか多用されない。特に日本人は自分に対して事実に基づき高く評価する誇るというのが少ないと思います。私は、今後この部分をもっとしっかり行うべきではないかと思っています。なぜかというと、この部分がしっかりされていないがために、他人のよさを正しく評価できなかったり、足を引っ張ったりするのではないかと思うからです。自分を、誇れるように努力することで、他人の努力に対しても素直に共感しほめられるようになるのではないかと思うのです。

ここまで書いてきて、自分に対して事実に基づいて低く評価するときのもっと適切なことばが思い浮かびました。それは恥じるです。先日ある方から聴いたお話の中でこの恥じるという感覚は日本人だけが持っていると聴きました。

私がこの評価法を考えついたきっかけのですが、それはロサンゼルスオリンピックで銀メダルを取った有森裕子さんが、その後のスランプを乗り越えてソウルオリンピックで銅メダルを取ったときに語った「自分で自分をほめたい」ということばでした。4年前の銀メダルよりも苦しみを乗り越えて獲得した今回の銅メダルの方が彼女にはこころ震えるものだったのだと思います。

私たちが、誇る、恥じるといった自分に対する、正しい評価をするようにすれば、他人からけなされたり、あるいはおだてられるといった評価があってもぶれることがなくなるのではないでしょうか。 社会にはどんな変化が起きるだろうかと考えるのですが、日本はもっと率直ですがすがしい国になるような気がします。

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