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2011年3月25日 (金)

夏目漱石の言葉を紹介

「満身の力をこめて現在に働け」夏目漱石

これは以前産経新聞の今日の言葉という欄に紹介されていました
補足説明として

1900年(明治33年)5月からの英国留学体験記録「倫敦消息」から。
「みだりに過去に執着するなかれ、いたずらに将来に望を属するなかれ」に続けて、「これが私の主義」だと書いている。

という記述があります。
夏目漱石というのは、啓蒙主義の作家と文学史の本などでは書かれています。
でもこの言葉、中学生とか、高校生でもちょっとわからないのではないでしょうか。啓蒙というのは人の意識を高めるというような意味があると思います。

私がこれまで読んだのは、小説「こころ」と、「坊ちゃん」講演記録である「私の個人主義」だけです。これ以降は、過去の記憶をたどって概要についての私の感想です。

「こころ」については、夏目漱石自身が「人間の心理を学ぼうとするものはまずこの小説を読め」と自信を持って語っていたように、人間のさまざまなレベルでの意識がとてもよく描かれている作品だと思いました。現在でも少しも古びていない。作者の視点は自我を超越した意識から自我を見ているそういった視点だと思いました。

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「私の個人主義」ではそういった視点を持つ作者だからこそ得られる、ある種の自在性、融通無碍、ユーモアのある語り口の講演の記録となっています。内容についても、社会の本来あるべき姿と個人の自由な生き方とは本来共存するものであることが書かれています。
これから社会にでる大学生に向けた講演もあったようです。

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私はアルバイトで働いていた大学生が卒業で辞めていくときに、一人に「私の個人主義」を
もう一人に「こころ」をプレゼントしました。本に加えて鍵山秀三郎の「凡事徹底」というカレンダーを送ったのを覚えています。

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